解説
今まで日本のカイロプラクティック業界では、個別的教育を受け、個別的な形で、自由に看板を掛ける事が出来ていました。
しかしそれでは正規の教育を受けた者と、そうでない者との違いが明確化しないため、この様に、はっきりとした文書で明確化しました。
これにより、「カイロプラクター」や「カイロプラクティック」という名称も、その世界公認資格が無ければ付けてはいけないという世界基準が出来上がりました。
勿論、教育を受けずにカイロプラクティック業務をさせていることが、日本ではまだ許されている状況ですが、世界では全く許されていません。
それ故に、曖昧な形が存在していることがカイロプラクティックの成長を妨げ、止めていることに繋がりますので、この様に文章で明確化し決定されました。
今まで個別的にカイロプラクティックを勉強してきた人のために、CSCという暫定的措置で、有資格者を育成しようと始めたのです。
もちろん、正規のカイロプラクティック大学卒業生ではありませんが、同じ学位を持つ資格者としての道を開拓したことも事実です。
すでにこの様に道は開かれております。
この道を歩くか歩かないかは、それぞれの資格を持とうとする一人一人の考えが、その方向性を決めることに成ります。
道は開かれておりますから、この混迷した現実を受け入れて、しっかりと世界が認める道を歩かれることを思います。
そして胸を張って、「私はカイロプラクターだ」と言えるように、頑張って行こうではありませんか。